桜満開の鴨川にて
いつもの犬のお散歩の方たちやウォーキングの方々に混じり、あちらこちらにシートを広げ子供と一緒にお花見をしている人やチラホラと高校生位か若い人たちも春の陽気に誘われて出てきているようでした。川辺での朗読は、太陽が陰り、辺が冷たく風も吹いてくると終わりにして帰ります。いつも始める準備をしだすと光が指して、また朗読していて顔がジリっとする位眩しいと雲が陽光を和らげたりと、空も聴いて下さり、見守って下さっているように感じます。聴衆はいつもは鳥がジッと聴いてます。私の声ではありますが、高麗さんの御言葉なので聴き入るのだと感じております。人間には誰に聴いてもらいたいわけではなく、空間で誰か感じてくれたらいいと言う気持ちで楽しいのでやっております。しかし、歩を緩め明らかに聴きながら通る方や本に興味を持ち見入り立ち去る方はいらっしゃいます。今日、片付けて立ち去るとき、数メートル先にずっと座っていた若い人も立ち上がり自転車で去っていきました。聴いてくれていたのだとわかりました。明日も行く予定にしてますが、今日よりも早くに出かけ、沢山読み進めようと思います。
ありがとうございます。
田嶋利江子