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根底


それは些細なことでした。昨日、仕事中でのやり取りの中で「うるさい」思わず心の中で放った言葉でした。過ぎた事を些細なことでほじくるように干渉する。今まで気にしないようにやり過ごしてはきましたが、これで何度目だろう。うんざりでした。そんなことをコンサートが始まる前に、突然ふっと思い出していました。先生のコンサートメッセージは予測不可です。メッセージに引き込まれつつ衝撃を受けました。演奏中「うるさい」と思わず心の中で放った言葉が渦巻いていた第一部でした。

第二部のメッセージ「迷宮」が「本質的な愛」に変わる瞬間は「ここにいてもいい」と決めた瞬間です。お聴きした瞬間に涙が溢れました。ずっとずっとお聴きしたかった言葉を、やっとお聴きできた涙でした。第一部で渦巻いていた「うるさい」その根底にあるのは「排除」だと、先生のピアノの音の中で突然わかりました。自分の価値観、自分の世界で相手を排除する。母の顔が浮かびました。ずっとやられたとばかりに思い込んでいた私が、実は私自身がやる側にいたのです。愕然としました。涙が溢れる中で、今まで経験したことのない静かなあたたかさに包まれていました。

今、書込みをしながら気づいたことがあります。コンサート当日の朝、私は母の特別養護老人ホームに「『家に帰りたい』母の気持ちが活かされる方向に向かっていますか」と問い合わせました。「機能訓練指導員が介入し、動作確認をしました」と回答がありました。「これじゃまだ帰るには程遠いね」と母からの発言があったとのこと。更に職員の方が母と話した結果、「現状困っていることや悩んでいることもないと話され、普段と変わらず過ごされている」と返ってきたのです。その言葉を読んだ時、何もわかっていないのだとわかりました。私は、本人に諦めさせることが目的ではなく、諦めずに向かっていく生き甲斐の為にも自ら発する言葉が大事だと思っていること。母が私にぶつける本音がありがたいこと。先日、スタッフの方と二人で聴いた母の気持ち「ご迷惑をかけるなら自分が我慢すればいいから」だからこそ、私に吐き出すことは大事な時間と考えていることを伝えていました。先生のコンサートはすごいです。既に朝から始まっていて、自分で既に答を出していました。被害者意識が実は加害者であり、排除につながることがわかっただけでなく、「ここにいてもいい」と決めた瞬間ですとお聴きした時に流した涙が、私の中で何かとひとつになろうとしています。

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