東北

郡山高句麗伝説、盛岡高句麗伝説をありがとうございました。聴いたことのない音と、まるで宇宙の中にいるような空間、そして語られる詩から、大きな重たい扉がギギーッと開いたかのように感じました。流れる音楽を目を閉じて聴くと、五女山の石垣や高句麗軍団、命かけて守り生きる姿が目に浮かびます。大作の映画を観ているかのようでした。音楽が胸に響き、胸にある深い悲しみが剥がれていきました。悪魔に取り憑かれていた人間には人生はなかったとわかりました。人は心を取り戻し人間になって生きてこそ、人が生きる人生。人が人を殺すのは闇や悪魔に操られているからとわかります。また盛岡では、生きている時にはもちろん死んでからも想像もできなかった時になったことをお聴きしました。無事に参加できましたことに感謝申し上げます。
この度郡山高句麗伝説の後に、気になっていた青森に向かいました。三内丸山遺跡の近くの美術館には、青森県出身の芸術家の作品展示がありました。棟方志功だけでなく、青森出身の芸術家は皆個性が強く、パワーがあり、あの有名なねぶた祭に通じる力強さがあり驚きました。また三内丸山遺跡は先生のコンサート以来でしたが、5000年前の縄文人の強さたくましさ、文化を今は感じることができました。青森という土地だからこそ、個性強い天才的な棟方志功や数々の文化人、芸術家、そして先生が生まれたのしょうと、1人勝手に考えていました。郡山から始まる驚きと衝撃の連続の３日間を、心からありがとうございます。