杉並

第一部、第二部を飛んで、アンコールが印象深く、杉並でアリランですかと驚きました。ライブ配信にて拝聴致しましたが、澄み切った美しい音色は、木々の間より眼下を見下ろしているような光景が頭に浮かび、深く優しい森に浸っているように感じられ、ステレオの音量を上げて聴き入りました。第二部でも同じくアリラン的と感じられ、「高句麗は愛」と思われ、そして中東へと繋がってまいりました。先日の府中の森でのコンサートにて、愛はそのまま宇宙だと、愛と言って、つまり宇宙を表現していることと至りました。そして本日、高句麗の地は宇宙と通じる場所だったのだと納得しました。杉並と聞くと、通っていた高井戸小学校を思い出し、その校歌を思い出します。学校は、そこまで好きではなかったですが、校歌は、いまだに口ずさむほど、好きでもあるし、心に染みこんでおります。校章は富士山です。毎朝空気が澄んでいるときは、玄関を開けると小さい富士山が見え、見えたときは嬉しい気持ちで学校に向かったのを覚えております。本日は、その時の心の清々しさが戻ってきたようです。
誠に、ありがとうございます。

田嶋利江子