本音 内なる輝き
昨日、高麗さんの講演会に参加させて頂き、改めて本音について考えました。いのちの言葉、インタビューにお答えになられている同年代の時の先生の言葉に、改めてコンサートで行われていること、自分の体の感覚、施術を通して学んだこと、いのちとは生きるとはを考えさせられました。
高麗さんがビデオ講演会でお話をされていたように、困難なことが起きた時には何かの働きかけなのだと、事が小さい内にそのハードルを超えられないとどんどん困難になっていくとは自分も感じていることでした。ただひたむきに向かっていくとき、糸を紡ぐようにある流れが見え、純化されていき、流れと共に在る自分に気付きます。
三鷹でのコンサートは途轍もない経験でした。会場に入った時からものすごい熱量で、まるで太陽を体内に抱えているように内から燃えている感覚でした。額に注がれる弱々しい一条の光から始まった天より注がれる光は今や大きく開かれ、膨大な熱量の光の柱が体内を貫いて体が空間とひとつになっていきました。
水色の世界、異国の香り運ぶ風、赤紫の美しい着物姿の先生のお姿が輝くステージに映え、すべてを包む大きな存在の御手に包まれるような上昇する空間を感じました。このすべての生命の源であるかのような太陽のような存在の中では宇宙を内包するように在るのが人間であることに気付きます。細胞の一つ一つが輝き一人の人間であるように、私達一人一人も大きな宇宙の一つ一つのいのちなのだと解ります。
調和するいのちの美しさはアンコールで極みに達し、第二部のラストでは空間と音といのちが今という時の中に溶け合い、音が鳴る前に先に空間の変容と音が同時に体と交わり、ひとつであることを体感しました。
日常でも出会いが変わり、すべてにおいて巡りが変わってきたこと、曖昧さが許されない時代になったことを痛感します。気持ちをあらわし表現を磨く、厳しい時代に光を灯すことが出来るようにコンサートで得たいのちのちからを活かしていきます。明日の講座も楽しみです。幸せなぬくもりをありがとうございました。