未来への光

府中の森芸術劇場からのライブ配信コンサートとアントレプレヌール・サロンをありがとうございました。

コンサートの第一部から第二部の途中まで心臓への違和感が続き、ピアノの音に反する自分の状態を問いていました。応用コースで先生からご指摘のあった「わかることから逃げている」というお言葉を思い起こすと、コンサートをわかるように普段から隙なく生きているかとの問いに転じ、生活面に隙を見つけました。すると、全く隙の無い、弓を引く若き朱蒙様の姿が現れました。

雄々しい勇姿

そこに一切の隙はなく

集中力から解き放たれた

光の矢

一直線に天空へと

飛翔する閃光

美しい未来へ軌跡

アントレプレヌールサロンでは、農業のお話し等をお聴きしながら、ある特定の農法にとらわれるのではなく、地球環境という全体を常に視野に入れ自由に発想することが大切であることに共感いたしました。セクトで分断された閉鎖的な傾向にある日本の自然農法などのお話しに大きく頷きました。地球環境という観点からは、世界にも目を向け、世界そして日本の農法や技術の実力や適合性をみてみるのも面白そうです。そうすることで、神が人に宿る日本の良さについて新たな発見があるかもしれないと期待が膨らみます。それでも広い世界に気持ちが向くとワクワクしてきます。最近、たまたま海外の農法にも注目し始めていたので、先生のように世界から情報を得ることを少しずつでも継続していきたいです。幸い、森づくりを目的に環境負荷の低い農業を始めた経緯がありますので、農法に拘る必要はないという強みを生かしながら、水の流れのように固定しない豊かな発想のもとで日々の仕事にあたりたい気持ちです。一面、緑に覆われた未来の地球を想像すると希望とやる気がみなぎってきます。作物は人間が最低限手を加えた森の中に育っている、地上も土中も生物の多様性に溢れ、二酸化炭素が森林に固定される、地球温暖化の影響も緩和される、と夢は次々と膨らみました。コンクリートなど道路や構造物で分断されてしまった水の循環のお話しからも、土木技術などあらゆる分野からの総合的なアプローチに可能性を感じます。そのためにも、まずは国内、そして将来は世界を舞台に新たな出会いと連帯、共感と知識の共有、そして愛など、講座やコンサートで学び経験させて頂いていることが要になると予感します。そして、戦いに勝つための場づくりのお話しはとても実践的で気持ちが高揚しました。農場の立地として、地形、水、土壌、気温のみならず、有機農業に対する地域の姿勢や、ある程度栽培ができるようになったらぜひ導入させて頂きたい、サウンドシステムをフルに稼働できるような立地など、自然・社会環境の両面から作戦を立てたいです。

ありがとうございます。