KEIKO KOMA Webサロン

月光に支えられて


斎藤幸平『人新生の「資本論」』を読み終え、映画『罪の声』を見る。マルクスが成長路線から「脱成長コミュニズム」に変容していたことを初めて知り、「SDGs」は麻薬だ、という筆者の主張に共感する。「労働」そのものを見直さなければ、「生産」を自然の循環に合わせたものに、抜本的に変革しなければならないという点に、新しい可能性を感じる。30年前の反権力闘争がらみの思い込みや犯行や正義感が、結局は、子どもたちに苦い思いをさせただけだったという映画を見たら、余計にこれからは新し生き方をしていかねばならないという思いに駆られる。そんな心に「ブルームーン」の光が届く。明日の状況が楽しみだ。

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琵琶湖より
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お茶室より
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セロリアックとホタテのスープ