KEIKO KOMA Webサロン

書店で自覚、全身表現の時


久しぶりに東京の大きな個性的な書店を見つけ、店内4階分を全て一巡するように見て回りました。知識の宝庫であり、世界中の喫緊の問題を知らせる情報に溢れる一方で、料理本やシェイプアップ体操などのごくごく日常の話題やノウハウもの、頭の痛い物理学や税金相談、子ども用のSDGs絵本、秘境の動植物の生息についてなどなど・・、ありとあらゆる人間生活の側面が一堂に並んでいます。

しかも階ごとに大きなテーマで本が分けられているので、こちらがアットランダムに歩こうと企てても、見事にそれぞれの階のテーマに嵌っていきます。学生時代はこのような書店をあちこちとアットランダムに歩くのは最初は面白いのですが、途中からこの膨大な世界の人間生活と知識の塊が大きな壁となり、あまりにもちっぽけな自分を感じ、まさに知識の塊によって疎外されていく経験をしていました。この知識と情報の洪水をいかにコントロールできるのか?もしくはいかに抜け出せるのか?は大きな課題でしたが、常に無力感に陥りました。

4時間ほどかけた今日の久しぶりの経験は、不思議と落ち着いた状態で最後まで楽しむように歩いていました。このような日常生活から世界や宇宙までの様々な知識や知恵をまさに自分自身のこととして感じとり、地球や宇宙、微生物やウィルスなどとの関係性から人類の未来を考える習慣をいつの間にか いだきしん先生の講座やコンサート、メッセージで身につけてきました。知識や情報だけでは頭が死にゆく方向に誘(いざな)うところですが、次々と開催いただくコンサートで何度も何度も愛を経験させていただき、愛ある頭が真っ当にはたらいていくという夢のような世界へ少しづつ向かっていくことを自覚します。

4時間余りの本の世界の散策で、購入意欲は満々でしたが、常々考えるところあり、きょうは東日本大震災に関連したものを数冊購入しました。連続コンサート以来、東京という街がこれまでと違うように見えてきました。また本を閲覧しながらの4時間は足への負担も大きいのですが、武蔵が時々コーチングしてくれるかのように顔が浮かびます。生命奥深く感じる大いなるいだき効果を活動する全身で世にきちんと表現していく時を迎えていると感じます。ありがとうございます。

KEIKO KOMA Webサロン
仙台高麗屋にて
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桐箱
KEIKO KOMA Webサロン
三鷹市芸術文化センター 風のホールにて