KEIKO KOMA Webサロン

時を越えて、海を越えて


真っ赤な曼珠沙華咲く川辺を歩く時、何かとても嬉しく、心ときめき八坂へと向かわせていただきました昨日の朝でした。東京で見る曼珠沙華とはまるで違いました。川辺に吹く風、空に照る太陽、心地よい秋風…。きらきらと輝く光を内にも、水面にも見ました。八坂に着くと、お正月前夜の大晦日の準備の時みたいに、仲間とお掃除し、新作を包みから出し、新年を迎える様にご準備をさせていただきました。高麗さんがご到着され、夢見坂を登る時、ものすごい人の多さに改めて驚きました。中庭に高麗さんが染められたマーブリング反物を立ち上げさせていただき、八坂の塔から吹く風に揺れる反物の美しさは圧巻でした。2階では高麗さんが墨で詩をたくさん書いて下さいました。八坂の塔のふもとの静かな空間で高麗さんが詩を書かれる時、いつの時代か分からなくなるような不思議な世界を感じます。マーブリングお着物にお召し替えされ、高麗さんが八坂の塔に行かれる時、あたり一面の人が美しい高麗さんのお着物姿に喜ばれていました。夜、ライトアップした中庭にポーランドからの女性が飛び込んでいらっしゃいました。高麗さんの存在、美しさに感動され、マーブリング作品に感動され、あっという間にポーランドでの高麗さんの作品展、そしてコンサートのお話になり、それは本当に一瞬のことでした。そしてポーランド人のグループ全員をお連れになられ戻られた時にはみんなが喜び、歓声を上げました。高麗さんが中庭で即興詩を詠んで下さった時、全員が静かに耳をすまし、高麗さんのお言葉に聞き入っていました。ポーランド人の女性は涙されていました。ポーランド人の北部にお住まいのリーダーの方は、「私の家は、あなたの家です」と、高麗さんをポーランドのご自宅にご招待され、また南部にお住まいのご夫婦は、「私たちのところにも是非いらして下さい」と真っ直ぐな瞳で高麗さんを見つめお話しされていました。先にいらしたポーランド人の女性は、ポーランド人が自宅に招待するということは、最高の心からのおもてなしと、歓迎を意味しています、とおっしゃっていました。別れ際には、高麗さんの手の甲にキスをされる方々もおられ、ポーランド人の女性が、これはポーランドでの最もエレガントな、敬意をあらわす挨拶です、とおっしゃっていました。初めて会う方々とみんなでハグし合い、ポーランドでの再会を楽しみに喜びあいました。全身スパークするような経験で、光の体感だけが今朝も体にあります。ポーランドの方々がお帰りになられてから、みんなで克哲さんと公さんたちが作って下さったやさしく美味しいお食事をいただくひと時は、とても幸せな時でした。とても大事なお話もしてくださり、最も素直な、純粋な心を表現し生きること、みんなで歩む真の国創りの今、一瞬一瞬を大切に、生命ひとつに生き、活動させていただきます。最後には、高麗さんが詩を詠んで下さいました。その詩は、いつも心揺さぶられる詩で、高句麗伝説コンサートの時にそのお言葉をお聴きする時、先生の音が流れる時、涙なしには聴けない高麗さんの詩です。時を越えて、海を越えて。。。この度の京都での経験は、生涯忘れ得ぬ経験であり、内面深くを感じ、さらに分かっていきたいことがたくさんあります。かけがえの無い今に心より感謝申し上げます。誠にありがとうございます。本日もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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