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春の野山


大陸に訪れた春。春の野山。春の野山に吹いた風。風は光の粒になり、草にふれると草は微笑み揺れ、草の声がした。小さな花々に触れると花々は微笑み揺れ、花々の声がした。木々にも、大地にも、水の流れのなかにも、大人にも子どもにも、光の風が吹いて、生きているそのまま全ての声がして、そのままの美しい声が重なりあって、新しい大きな風になって、新しい次元を広げ、飛び立っていった。全ての生命の声が美しく、ここは美しい声の里。ふるさと。洞窟にまるまってたたずむわたしの心にもその風が届いた、心が広がり、天空が開け、夜の森の木々の間から一際輝く星に会えた。春の野山に生まれたお二人の出会い。恋のときめき、生命あるもの全てときめき。大きな自然のよろこび。人のよろこび。光の風が吹くと、光の花が咲く。水のなかにもゆれる水の花の光に会う。全ての生命、美しい声の里。次々と蘇っていく。ある一瞬の音、これ以上繊細ななことがないほどに美しい。そして風はさらなる大海原を越えていった。交わっても、溶け合っても、弾けても、離れていっても新しい動き、美しい声は美しいまま響いていく。美しい声が届かないところはなく境界がなくなっていった。気づくと、ワタシの首の後ろに刺さっていた鉄パイプのようなものはなくなっていました。素晴らしすぎるすごいコンサートでした。すべを救っていただき、ありがとうございます。ここにいる人だけでなく、世界中へ即興演奏がされているんだととても感じました。すごく元気になりました。いだきしん先生、高麗恵子さま、ずっとコンサート、講座を開催し続けてくださり、心よりありがとうございます。

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フィルハーモニー会場にて 3
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高麗恵子スカイロケットセンターにてー2
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今日のマドレーヌメッセージ