明暗の分岐点
京都から東北からのお写真をありがとうございます。東北の空、雲が真っ白な鳥のように感じ、透明感あふれる空気感がこちらにも伝わってくるようでした。
高句麗伝説が終わった後はいつも空間が澄んでクリアになるか、何かが浮き出て淀んでくるかどちらかだと感じていますが、今回は後者であったようで様々なことが起きています。私も今回ご一緒したお客様も目が痛くなり、他にもその訴えは何人かいて、他に頭痛、吐き気、めまいと皆お盆明けから症状が起きてと話しています。スクールカウンセラーのお客様がめまいがひどくて…と来店され、お会いした瞬間に精神を病んでいたり、かぶっていたりする時に独特の症状があり、迷いましたがそのままお伝えすると「思い当たることがある」と話されました。
それはいのちの電話という自殺防止ホットラインの仕事のことで、特にたくさん電話がなる8/31、9/1に仕事の予定を入れたそうで、いつもこの仕事の前は体に不調があらわれるけど、こんなにひどいめまいは初めてで…とおっしゃっているのを聞いて、その体の感じから重苦しい窒息するような空気感を感じ、限界にある社会を垣間見たように感じました。
またここ最近、厚木基地の飛行の状態があわただしく、不穏な社会情勢も感じ、心が乱れているこの時期にコンサートがあることが救いだと感じ待ち遠しい今です。限界にある人たちが増え、貧富の差、明暗の差がますます激しくなる中、いだきに繋がる人が増えるように、エロスの神のすべてを繋ぐ神の恩恵があることを祈るよりありません。とはいえ、祈ってばかりはいられないので自分がやるべきことにも集中することで、この難局を乗り切りたいです。
先生が焙煎して下さるタイミングはなぜかいつも元気をもらえます。先生や高麗さんも元気をくれる風と共にあることを祈ります。いつもありがとうございます。