KEIKO KOMA Webサロン

日本人であることに目覚める


二日間のコンサートで心身総入れ替えのようにして変わり、続く三鷹の応用コースでコンサートテーマにあった漢字や禊について教えていただき、今日の心落ち着いた状態はまさに「悠」だと理解していけることが嬉しいです。
全てではありませんが辞典の問題を以前から先生がご指摘されていたことの意味がわからず、日常的に辞書を引くのが習慣になっている私はわからないながらも使うよりない状態でした。昨日の応用コースで漢字の成り立ちや繋がり、その中身を教えていただき、自分が普段使用する辞典の問題もわかるようになってきました。現代の日本では言葉が中身を失い、記号になっていることも今はよくわかります。戦後GHQがどこまで見抜いて政策を実施したのかはわかりませんが、漢字を減らすということが結果的には日本人の心や魂を奪い、文化を破壊したことに、ある意味ではその見事さに驚くばかりです。文化的な背景が失われることは自己喪失に至ることがこの度はよくわかりました。生きた言葉を発し、生きることが人間としての生を生きることとわかってきます。
日本の禊の文化についてお聞きすることも楽しい時間でした。老人ホームの風呂場にこだわったこと、お茶室を設けたこと、入浴サービスを始められたことも禊にルーツがあるとは初めて知り、一貫して人間としてがベースにあり、そのようなことを考え実行していけることが凄いと感じました。身の内を祓うという禊の文化は現代の日本人にもきれい好きな性質として残っていると感じ、その感覚が残っていることには安堵します。身を清め、中身のある言葉を使い、自己を超えたものと一つに生きる人間の生を生きていける身になっていることに、誠に深い人生を生きられることが心よりありがたいです。以前からご紹介くださっていた白川先生の字書をあまり開くことがなかったですが、これからは一つ一つ調べ、経験をもとに、今はわからないこともわかっていける手がかりを得たことが先に進む力として身の内にあります。日本人であることに目覚めていく応用コースの経験をありがとうございます。

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