新鮮な意志
朝、ついつい二度寝をしてしまって、悪夢にうなされ、気持ちが落ち込んでしまった。しかし、下記のような詩を書いてみて、自分を立て直すことができた。そして、良いことがあった。家庭内暴力から引きこもりになってしまい、ろくに学校へもゆかず、もう27歳になる双子の姉妹に、11/3のコンサートを勧めたら、参加する意欲を示したのである。生活保護を受けているし、とても金銭的に無理だろうと、こっちが勝手に思って、強く言えないでいたのだが、「あのパイプオルガンの響きは、すべてを可能にする力があるし、どんな人にも「変革」をもたらしてくれる強さがあるよ!」と言い、これからの人生の構築のために、ぜひ参加してみてほしいと、前々から言い続けていたのだった。はじめ、11/3は高校認定の試験があるとか何とか言っていたが、今日、あらためて勧めたら、「試験は11/7でした。」とのこと。まだ決定ではないが、うれしくなって、ほかの人にもおすすめのメールを送る。自分の非力や無能を嘆くのは簡単だ。でも、そこにいては何も進みはしないし、変わりはしないと思う。そして、読書や表現活動や、日々の精進こそが、「若々しさ」の根源だと思った。
朝の反省
朝、冷たい風に向かって、バイクを走らせていくと
今朝がたの悪夢、取り返しのつかない喪失観、醜悪な自意識が薄れて行き
どんなに追い込まれ、苦境であっても、自分で起き上がり生きていくしかないと
しかし悲壮感でも当為命題でもなく、新鮮な意志のようなものが芽吹くのがわかる
畏友、頭が切れるというか、才能に恵まれたというか、友との出会い
それは大学生になりたての時、有名な進学校から来たKだった
知識の量も、論理的な力も、計算高さも、わたしの及ぶところではなかった
でも、そのKが一番警戒していたのがわたしだったようで、不思議だった
昨日、出版社からの目録で、K教授著作集の刊行を知った
その中の一つの論文は、いまわたしが考察しているテーマだった
わたしはいまだにかれの情の薄さ、身勝手が受け止められないでいる
購入して閲覧することに問題はないけれど、Kに再会したくない気持ち
才能の薄さ、意志の弱さ、劣等感……、そんなことはどうしようもない
昨日の悪夢のようなもの、今更どうしようもないじゃないか
汚れた過去など振り捨てて、手段を選ばず、身勝手に何でも利用すべきかも
しかしそれでは同じことの繰り返し、新鮮な意志をもっと育てなければ!