KEIKO KOMA Webサロン

新生命


昨夜はコンサート後も色々とあり、関係者にいだきで生き、コンサートチケットを売れるようになれば、人間としての基本ができると言い放ち、未熟者はチケット売りの修行をせねばならぬと言う場面ばかりでした。今日からは出直しと気を引き締め、コンサートに臨みました。「新生命」とのメッセージは、環境問題の現実を突きつけられました。「驚くなかれ、動植物100万種が絶滅の危機にさらされています。人類がこの中に入っているという報告はありません。生命体として人類はどのようにしてこの危機を乗り切りましょう。従来の生き方では先のないことは明らかです。身体に直接働きかけ体の要の部分を中心に新たな生命現象が生じているのをご存知でしょうか。単に進化とは言えないことです。新たな生命の本であり、未来をひらくパワーでもあります。従来通りの認識、頭脳の働きによってはなかなか捉えることはできません。この未来ひらく内面の「新生命のしるし」をお一人お一人お受け止めください。」

地球の未来、人類の未来がかかった壮大なメッセージに、どのような答えが生まれるかと考え、始まりましたコンサートです。第一音から優しいことこの上なく生命にしみ、私には聖母マリア様に抱かれているような安らぎを感じました。自分が赤子で、木陰にてマリア様に抱かれ、心地よい風に吹かれているように感じ、とても癒され、心静かな優しい時を過ごしました。心地よいままにあっという間に一部は終わってしまいました。

第二部は、「新生命の愛」です。歴史も文化も愛でさえも従来通りでは先に進めないことはメッセージから甚く感じます。「新生命には今までにない愛が不可欠です。ようやく愛は本質的な何一つごまかしのきかない愛になりました」どのような経験となるかと心馳せ、未知なる世界への旅に出るような心境でした。音が今までの感覚や身についた枠に触れると気が狂いそうになり、叫びたい程苦しいのです。解決はなく、抜け出し口もなく、生きる場はなく、気が狂うと叫びたくなります。ふと古い感覚と気づくと、第一部で経験した新しい生命感覚へとたどり着きます。体の中では奥深くに新しい生命が宿っているように感じます。表面にある感覚が今までの感覚です。ここに触れると気が狂いそうになり生きていけなくなります。が、新しい生命感覚は、どこまでも広く、堺がなく自由です。地球環境のことも、古い生き方で考えると手が無いと感じ、解決にはほど遠いと途方に暮れます。新生命では地球は我が内にあるのです。100万種もの動植物が絶滅するという生命の悲しみ、地球の悲しみを内に感じるのです。ほど遠いと感じ、頭が働かない状態では自らも絶滅種になるとは明らかに見えます。自分の内のこととし感じ、考えていければ発想もまるで変わります。地球環境の問題も人間が新しい生命となれば解決を見出していける光が見え、とても希望を感じました。そして世界の問題も自分の内にあれば発想が変わります。古い人間の愛は所有関係となり、新生命の愛は大いなる存在の愛と受け止めました。所有はなく手放し、全体とひとつです。演奏中、何度も古い生き方と新生命とを行き来し、苦しくなる経験と生きていける希望を感じ、胸ひらく経験を交互に繰り返しました。訓練せねばならぬと考える程、今までの生命に戻ったり、新しい生命に中心を定められたりを行き来しました。私は古い人生と新しい人生と2度も違う人生を生きるように生まれてきたことを受け止めると、言葉にならない驚きと不思議さを感じ、未知なる世界に飛び込んだようです。手がかりはなく、未来未来へと向かうのみです。人類が生き延びていけるか否の瀬戸際にある今、生命あり生きています。古い人間をやめ、新しい生命となり生きていけば生きていけるという光の道が用意されていることに畏怖を感じます。親や先祖から受け継いだ運命を解放していただいた生命は新生命となれることの特典はどのような言葉によっても表し尽くせぬ恵みであります。今までの人生もいだきで生き、本音を実現し人間とは何かがわかる素晴らしい人生でした。今、新生命となり始まる人生はどのようになるのかとこれからまだ新しい人生を生きていけますことに魂震えます。昨日は街の様子を見るとうら寂しくなり、人間はいつかは死ぬということ、死に向かい生きていることがさみしく感じてなりませんでした。コンサートで経験します時間のない世界で生きる生命となれば始まりも終わりもありません。私は時間を超えた「今」に生きるより、生きている意味はなく、生きていけないのです。今日、新生命となり、これから始めも終わりもない未知なる世界で生きる新人生となるのです。単に凄いでは済まされませんが、言葉を失う程、凄いです。今から新生命で生きる練習をし、完全に新生命となり生きていきたいです。とてつもない経験をさせていただき、人類が生きていけるように即興演奏により表現していただき、なんという幸運でしょうか。私たちは古い人生と新しい人生の2回もの人生を生きていけるのです。とてつもない幸せを感じます。大変ありがとうございます。

KEIKO KOMA Webサロン
迎賓館にて
KEIKO KOMA Webサロン
新作マーブリング 高句麗伝説へ向かっています。歴史の大ロマンを感じます。
KEIKO KOMA Webサロン
府中の森芸術劇場ウィーンホールにて