新たな自覚
久し振りにホテルニューオータニへ向かうことが、わくわくして堪りませんでした。いつもギリギリに到着する私でしたが、サクサクと動いたので開場の30分前に到着してしまいました。列に並びながら時間感覚がまるで違うことに、何だか面白いなぁと更にわくわくするのです。皆さんのお顔を拝見するのも、会話することも、とにかく嬉しくて堪りません。いだきで集うことは、笑顔が溢れ、活力に満ちたエネルギーの場です。久し振りだからこそ、この集いのすごさを実感しました。高麗さんからお聴きする「いだきを語る」には、頷き、実感することばかりです。「自分の中に不安があると、不安なことが起こる。」すべて自分の中にあるがまま現れます。そのことを自分で、きちんと把握して認識できないと同じことを繰り返すのだと、改めて理解しました。高麗さんの恐怖の元をお聞きしながら、自分の恐怖の元を考えていました。私は「自分ができないと思うこと」でした。今思うと、本当に大変で困難な時はそれこそ無我夢中で、やり遂げることしか頭になく、やり遂げてきたと思い返しました。「本音は音にすると実現する。」と同じく、余計なことは考えず、そのままやり続ければいいと新たに自覚しました。
先生のインタビューを初めてお聴きしました。一言一言が、胸に響きます。先生が今まで行って下さっていたこと、いだきのことを、私は何もわかっていなかったと痛感しました。生ぬるく生きていること、先生の重荷になっていることを、先生の「苦しい」の一言で突き刺さりました。奥様の晴美さんのお姿と、先生の笑顔が今の現状と重なり、涙がこみ上げます。ですが泣いているのでなく、高麗さんが仰るように今日を境に変わる(既に日付が変わりましたが)と決めました。今、この時に、「いだきを語る」は、あまりにもすごい経験です。克哲さんが、この映像を私たちに見せて下さる運びとなりましたことに感謝いたします。ありがとうございます。