KEIKO KOMA Webサロン

新たな出会い


NY3日目 午前。初日にご紹介いただいたグランドセントラルステーション近くのレンタルスペースに出向き、若い日本人女性のご担当者にスペースをご案内いただきました。路面に大きな窓が幾つもはめ込みで開かれ、スクリーンもあり、大きめのタペストリーもカーテンも展示できる空間。大勢が行き交うメインストリートからは一つ入ったロケーションですが、多くの人が通るので 展示会場候補として詳細を伺ってきました。ご担当者にKeikoKoma作品展の主旨をお話しし、最後に美栄子さんが アンドロメダエチオピア・ドリップコーヒーをお渡ししたところから、上階のオフィスに多くのNPO団体が入られていることを伝えてくださり、NPO団体には家賃税の免除があり このレンタルスペースにも税金免除があるので、と。日本のNPOに免除が適用されるかは調べないと判りませんが、上階のNPO団体(ex.家賃が支払えない人のために無償で相談窓口になっているNPO他あるとお聞きしました)に NPO Komaの活動をお知らせする機会ができることは、今後こちらでの新たな出会いに繋がるのではないか と感じました。
その後 北上し、グッゲンハイム美術館のディレクター/キュレーターの方に再会。グッゲンハイム上階の洗練された内装の会議室で、ミニサウンドシステムを点け KeikoKoma作品写真集、額、お持ちした作品をお見せしながらご紹介しました。ディレクターの女性は若い頃のジョニ ミッチェルを想わせる面持ちの知的な雰囲気の方で、高麗さんの作品を一つ一つ丁寧にご覧になり、このように多種の作品を創られている理由を問われました。自分は、フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルの建築のみならず タオルから食器までデザインしたように、トータルな宇宙空間を顕すのがKeikoKomaであるとお伝えし、頷かれ、その場で KeikoKomaサイトの心模様作品インタビュー記事をお読みになってくださったのが嬉しかったです。高麗さん御自身がNYにいらっしゃる予定もあるとお話しすると、ぜひその時にお会いできたら と仰り、その時は必ずご連絡します、とお伝えしました。
そしてホテルに戻り、時間前に ロビーでボーズマンさんをお待ちします。ドアを開け いらした男性2人にお声がけし、ボーズマンさんと判り息子さんのダリルさんを「ツインズみたいでしょう」とご紹介くださった瞬間、お二人の笑顔に涙目になりました。隣のカフェでお話しし 高麗さんの御手紙をお渡しすると ボーズマンさんはすぐ読まれ、美栄子さんの言葉に真剣に耳を傾けておられました。いだきしん先生・カーネギーホールコンサートから20年余の歳月を経て、尚ご健在なお姿にお会いできたことは何より。ダリルさんの、御父様の功績をとてもリスペクトしている御様子にも心温まり、NY滞在で一番の感動の時をいただき 感謝の気持ち溢れます。ありがとうございます。
岩村ゆかり

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