KEIKO KOMA Webサロン

新しい木漏れ日のなかで


山の日差しはまだ暑さもあったのですが、吹く風はもぅ秋を感じる気持ちよさでした。マーブリングの準備をしている時、木の葉が風にゆれる音はとっても気持ちよくて、きこえない先生の音も一緒に響いているようで、ずっと先生の音がなっているようで、なんて広い世界で生きているのだろぅっと、今の自然のはたらきに感動しました。高麗恵子さんがマーブリングをされる時、自然も動くことのやさしいことに感動します。そして、どんどん干されていくと、まるで違う空気のなかにいるようになって、大きな布が干された瞬間、そこに木漏れ日がうつっていて、今までであったこともない美しい光景にふるえるほど感動でした。はっとみわたせばまるごと別世界へすっといってしまったような場です。片づけの時、瞬間に染められていく土佐和紙にあらわれた模様もあまりにすばらしく、和紙を乾かすために並べているだけで、幸せにつつまれていました。沢山のかたがたに届けたい気持ちになりました。
 昨夜の存在論は、座っているだけで、ここに居ることが愉しかったです。「大宇宙にたった一人という存在」っとおききした瞬間、麗花さんの詩の一行「一人の時 たった一人の私である時 わたしの心は何を語る?今日も風はやさしい。。。」の言葉がわたしのなかで鳴っていました。詩を、深く深く、わかる一人になりたいです。
ありがとうございます。

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