新しい朝
三鷹市公会堂光のホールでの今年最後のコンサートありがとうございます。前日の応用コースをオンライン配信で視聴させて戴き、この世の枠がいくつもいくつもあることを感じていただけに、「包摂」というマルクスの資本論からの言葉の本当の意味、今の人間が生きている世界の現状をマルクスは論理的に導きわかっていたという先生のお言葉に、先生が「人間とは何か」「どう生きるのか」の答えを見出され、いだき講座、コンサートで公開してくださっていること、とても言葉にはならないほどのことであると畏怖と感謝の気持ちでいっぱいです。
コンサートの第一部「心」ではメッセージで『体内の臓器の要のはたらきであり、臓器の総体としてのはたらきであり、』とお聞きした時に臓器と関連していることに驚きました。ピアノの音が心臓を取り巻く様にある黒いまとわり付いているものをどんどん剥がしていってくれました。それは幼い頃に母と離れて暮らしていた頃の不安と恐怖の塊でした。親を失う恐怖、人が死んでしまう別れの恐怖、心臓を直撃していることが数日間の心臓の痛みからもわかり、コンサートに参加していなければ命はなかったのではと感じ、生命助けて戴き本当にありがとうございます。第二部「一心」というお言葉をお聞きした時、無我夢中で何かに打ち込む姿を思い浮かべました。そして『次の体制を明確に意志し目指すこと』を心してお聞きしました。コンサート前にアフガニスタンで灌漑事業に取り組まれた中村哲先生のドキュメンタリーを見ていたこともあり、いだきしん先生が絶えず経験させてくださる愛を中心とした社会を創っていきたい気持ちがあることを確認しました。今までのことを一新し、今度こそ自律の道を歩んでいこうという気持ちになりました。即行動することです。「包摂」のお話しを伺って、以前高麗さんが書かれた寓話を思い起こします。私にとっては人生の方向を示してくださっているものと捉えています。短い文章でありますがいよいよ飛び立つときとなった場面で終わっています。https://komaya.npokoma.org/?page_id=1418
自分の足で歩くことのはじまりをありがとうございます。