新しい朝　狛江高句麗伝説

高麗人の暮らした高麗の地での高句麗伝説、第1音から浮き上がるような空間、別次元へと誘われていきました。
最後のアンコールのラストでは 朝日にフェニックスが輝いているように見えて、燃えるような熱量に感極まりました。

開演の2時間前に参加することが決まった 初めて 参加の方が感じられた高麗さんの言葉が音と融合してひとつに聞こえたと、私もそのように感じられました。透明な高麗さんの声が美しく響き、いつもよりどこか 崇高に感じられるパイプオルガンのような音色と溶け込み、心が澄んでいきました。

心揺さぶられたギターの音色、愛することの喜びと悲しみ、慈しみと切なさを伝え、生の輝きそのままに感じられました。先日見たシリアの上映会に通じる心を感じてなりませんでした。

時間のない宇宙を旅したような 永遠に通じる高句麗伝説、膨張するような熱量、胸が疼いてなりません。宝物のような時間をありがとうございました。