新しい息吹
始まりの時に…数々のお写真ありがとうございます。
琵琶湖のお写真、琵琶湖でのコンサートのチラシのお写真もどこか心ゆさぶられるものがありました。眠りから醒め、何かが動き始めるようなそんな予感に心が高鳴ります。
お茶室の高雅な空間、制作されたマーブリングの揺らめく洗練された美しさに別次元の空間を感じます。
お茶室本日オープンとのこと、おめでとうございます。今年はまた新年が訪れたような、どんどん新しくなっていくような息吹きを感じます。
お茶というと思い出すストーリーがあって、山の上に住む高僧に質問をたくさん抱えた人が訪れて、その質問者に高僧がお茶を勧めたそうです。器からあふれてもお茶を注ぎ続ける高僧に質問者が驚き声をあげると、「あなたの質問もあふれてこの部屋いっぱいになってしまった。これでは何も入らないので今日は山を下りるように」と高僧より言われたというお話でした。
質問には動機が必要ということを教わったと同時に、空の器であること、無心であること、それによって天から注がれるものを受け容れる場所がお茶室であり、茶の道なのだと感じたことを思い出します。
お茶室はまだまだそんな身分ではないですが、最近バタバタしていて心をなくしがちでしたので、きちんと自分に戻る時間を作ることは大切なのだと改めて学びました。
創世の時、新しい息吹あふれる時を祝って
お写真をありがとうございました。