新しい光の中で
途轍もない、まるで1日とは思えない濃厚な一日でした。
迎賓館の行きの道中、ご一緒した方の言葉から改めて自分も車が苦手だったことを思い出していました。今では夜行バスで移動されていると話すその方の言葉に共感し、私もいろいろなことを超えられていることに改めて気付きました。
迎賓館の第一部は寄りかかって聴くことはだめだと言わんばかりに痛みが出て、それを調整するように座り方を正していくとどんどんすっとして莫大なエネルギーが注ぎ込まれ体が痺れるような体感でした。
第二部は言葉にならないすざましい経験でした。香る風とひとつ、大きな存在に包むように包まれるように在り、莫大な熱量と生きて共に存在する愛の海の中に在る体感でした。天から注がれる光のドレープが美しく、体が音と共に動き、空間を編み出しているような、後半は大きな球体の光に吸い込まれ、空間と溶け合っていきました。ずっと香る風と共に微振動する満ちるエネルギー、内面の宇宙に香り満ち、永遠に続いていく幸せな時間でした。
先生のお話も高麗さんの講演会も、確かに…と頷くことが多く、びわ湖の高句麗伝説の高麗さんの声の響きが強く感じられたことの意味、先生が技術を高めるための練習をする訳ではないという所に、自分も技術を磨くのは実践から作り上げていくことで、こういう症例にはこうという型は作れないことを感じていることと繋がるのではないかと感じました。
何よりいだきでこれだけの体の変化があらわれる今、必要とされる時代がくることを私もひしひしと感じ、これからとおっしゃる高麗さんの言葉に深く頷きました。ひとりひとりが輝く時代にあり、改めていだきに出会えた感謝が沸き起こります。
先生、高麗さん、心よりありがとうございます。これからも常に自分を磨き、前に進みます。