抜ける青空
東北の応用コースを、何度も何度もお聴きしました。何度お聴きしても、先生の言葉を聴き逃していたり、違った言葉でノートに書いていました。そして、何度お聴きしても、大事なことがぼんやりしていました。「何が何だか訳分からなくなったことを、何が何だか訳分かったように整理されて標準的な人間をつくって・・・」正に仰る状態でした。ところが、高麗さんのビデオ講演会での言葉をお聴きした時に、はっきりと分かったのです。覆われた殻がパリンと割れたように、分かったのです。なんだか、とてもさっぱりしちゃいました。笑いながら、すごいと驚喜しました。今までの自分の悪い癖、傾向が分かりました。要らぬことで足踏みし、気に病み、不要に立ち止まっていました。合わないリズムに合わせ、響かぬ言葉を待ち、地団駄を踏んでいました。私は、私のリズムで、今の動きで前に向かっていきます。「さようなら」と声に出してみました。抜ける青空の様な心模様が広がりました。と今書いた時、壁に飾ってある高麗さんから頂いた「未来に咲く花」と私が呼んでいる心模様も、青い空間だと気づいたのです。昨夜お聴きした先生の仙台のコンサートが、まるで違う音として心に響きました。今もお聴きしながら書込みをしています。涙が溢れて仕方ありません。やっと、次に向かって行けるのだと気づく今です。一音一音が、こんなにも先生の音が違って聴こえ、飛び込んでくるものなのだと初めて知りました。今年の最後に気づかせて頂き、新しい年を迎えることができますことに感謝いたします。そして、これからなのだと気持ち新たに迎えた朝です。ありがとうございます。