KEIKO KOMA Webサロン

感情過多


会話は、「感情のバターを載せたトースト」のように、とある人がむかし言い、わたしもそれを心がけている。無味乾燥な用件や情報の交換だけでなく、少し思いやりや気持ちを込めて、情感のある話し合いがいいと思うから。ところが、SNSによる”打ち言葉”会話は、そのような滑らかな話し合いになりにくく、相手に遠慮するから、なかなか本音が伝えられず、うまく会話が展開していかない恨みが残る。また、書いているうちに、「バター」ばかりになって、ついに激情の交換になってしまうことがままある。そういうときは、会って、顔や仕草を見ながら、話し合うのが一番なのだが、もう感情的なってしまって、「顔も見たくない!」になってしまうから始末が悪い。

ふだん、冷静に理知的に思考している人が、「君子豹変」なのか、怒りを露わに、「抽象のはしご」を駆け上がってしまい、「みんな」とか、「いつも」とかを多発し、決めつけと偏見の塊になってしまうのは、とても悲しいことだ。あるいは、自分の感情過多にうんざりしながら、「わたしはとてもビジネスライクに事を運べない。」と反省ばかりし、意欲も気力も失ってしまう人もいる。一緒にやってきた仲間はうろたえるばかりである。

それでも、わたしはあきらめずにいたい。このまま縁を切ってしまう気になれない。自分の表現力のなさ、思いの至らなさを反省するのでなく、つぎのステップの糧にしたい。「開き直り」と捉えられようが、言ってしまったことは、もうどうにもならないのだから、「過去」の修正にこだわりたくない。少し間をおいてからでもいいから、会って話すしかないと思っている。(5/13)

 

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盛岡にて
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蛤とカシューナッツの冷製ジェノベーゼ
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盛岡市民文化ホール 大ホールにて