愛

仙台でのコンサート、盛岡の地より応用コースをありがとうございます。
今回は前夜から仙台に伺っていましたが、講演会で感動のあと、眠れずに何か胸にあることを書いて整理していました。朝が来て高麗屋さんの美しい空間にて、美味しいものを頂き嬉しかったです。その後コンサートのご案内をし雪が舞い気温が低いながらそれだけではないと感じる寒さがが身にしみました。
一席に身を置かせて頂き安堵しながら、コンサート直前に声をかけてきた、たいへん困窮しているらしき方のことが心にありました。時間もなく、少しお話しコンサートに向かいましたが、ほんとうのことは何なのか、そして人が生きられない悲しみと苦しさ、胸が重くなっていました。
深いメッセージに、愛という言葉が氾濫し乱暴に使われている世の中で、ほんとうの愛はどこにもないのはあきらかであり、「無礼極まりない」というお言葉が心に響きます。人生とは、を考えながら、美しくあまりにやさしく深い音に胸も全身もとけていき、癒やされ感謝湧きます。冷え切った身体が暖かくなり、社会も何もかもすべて受けながら渾身で表現して下さる先生に、自分の人生は、と問いました。
二部のメッセージも感動し、『「愛」は、次元すら超えます。愛しあえる「いのち」で生まれたのが人間です』とのお言葉に、心震え涙にじみました。美しい音、光そそがれる空間、愛に満たされしあわせです。自分の中の幼児、幼稚ないびつなことも気づいていきました。おおいなる愛に満たされ、おのずと愛するいのちなのだと感じます。アンコールのアリランはあまりに美しく魂ふるえ、感極まって涙よりありませんでした。この世界を心に尊いコンサートをお伝えし、いのちあるときにどなたにも経験して頂きたいと願います。経験させて頂いた愛あらわし、生きてむくいていくのが礼と受けとめました。

応用コースはライブ中継で途中からお聴きできましたが、コンサートのメッセージを深めてお聴きできることが有り難く、身にしみます。人間が人間であることは愛を表現し人間は人間になる以外ないとは、今までお聴きしてもわかっていなかったと認めます。イエス様のときからこれまで、世の中、社会は愛に反し、外れているのがあたりまえの世界で、真の愛を実現していく先生、高麗さんのおはたらきがどれほどのことなのか。出会ったひとりとして、これからはまっとうに生きるよりありません。

途轍もない連続の１月が早くも終わり、２月となりました。食べること、ねること、動くことの具体的なことも教えて頂き、たいへん有り難いです。高麗さんのビデオ講演会は日々の心の糧となり、繰り返し聴かせて頂き、お気持ち身にしみ感謝致します。

一回一回のコンサートの機会へ、日々内面を整理し、動きながら臨みます。

先生、高麗さん、心よりありがとうございます。

天田敬子