KEIKO KOMA Webサロン

愛よりない生命


ピアノの美しく優しい音は、花びらに濡れる雫のように潤い、心の奥深くを呼び覚ましてくれました。姉妹ふたりで育った子供の頃が懐かしくも通り過ぎると、未知と感じる光の世界がありました。知らないと感じる光のなかには抵抗するものが何もありませんでした。自分のことを疑うものもなく、光は光であり、光の輝きはそのまま自分の光になっていました。一部が終わった瞬間、思わず、光になったよ!と口走りました。

二部で、父を想いました。
歌をうたうたうため、子供の頃住んでいた下町から、今の原宿まで通う道のりは、小学生には遠く、いつも父が付き添ってくれました。下町の支部から本部がある原宿には、まだ友達が誰もいなく、父とふたり、ただ歌をうたうために黙々と通ったこと、父がいて、私が育ったことを、愛おしく父を想うのです。

愛よりない生命。

父のことだけではなく、地球を育み、存在する生命、人も、自然も、生きるすべては愛により存在していることを先生の存在がすべての愛をあらわしてくださいます。今、このとき、愛よりない生命があらわれます。

アンコールの演奏では家から見える都庁が7時を告げるブルーのライトアップになりました。

来週は二回のコンサートに参加させて頂きます。

今日もライブ配信でコンサートを共にさせていただき、本当に有難うございます。




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窯から誕生です
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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて
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