愛の華ひらくように

三鷹のコンサートをありがとうございました。
先日の東北ジェンダーの翌日辺りに、東北の出身の方でコンサートに数回いらしているかたとお会いし「付き合っている彼と初めましてと再び初めて会った感じになった」と話が始まりました。自分らしくなく彼にひっぱられていたことに突然気付いたそうで、その話からも今回のコンサートは大きく変化する時だと感じ緊張していました。珍しく電車も遅れて、そういう要素は何もないのに私も気持ちが沈んでいました。

第一部のメッセージ、本音を聞いたとき、なぜかとても耳を塞ぎたくなりました。嘘をつくつもりではないけれど、自分の本心を偽っていることも嘘というのなら、それが炙り出されていくようで、演奏が進むと体が音に向かうのに意識がそれを止めていることがはっきりと分かりました。最初はただ音に入れないと感じているだけでしたが、そう仕向けているのも自分自身だと目が覚めました。意識的に頭を使って何とかしようとすることはバベルの塔と同じ驕りだと気付かされ、いのちの言葉の大切さを改めて教えられた第一部でした。

大きな気付きがあった第一部があったからこその幸せな第二部でした。
愛あるいのちに宿る神、すべてと溶け合い、すべてを包み込み、第一部での嘘で固められた寂しさから、ひとつである真に導かれた至福の時。愛の華ひらくようにあるのが本来の人間なのだと、祝福された今この時の到来への感謝でいっぱいになりました。

今日の応用コースも楽しみに向かいます。多くの気付きをありがとうございました。