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愛の無血革命で実現した”古代福祉国家?!”


6月を迎える5月最後の日のジェンダーのメインテーマは私には「歴史をジェンダーで読み解き、新しい世界を創っていく生き方を学ぶ」と見えました。昨日お聞きしている最中はジェンダーを超えた事例として素戔嗚尊と日霊女の愛による無血革命があり、二人のことがいだきしん先生と晴美さんにオーバーラップしていきました。どうも東北センターでしつこくお聞きした素戔嗚尊と日霊女(天照大御神)の話の根底にはまだまだ深いテーマが隠れていると感じ、先生のお話にじっと集中しました。全てを聞き終えた時にはまだ粗いデッサン中の絵のように輪郭がボンヤリとしていました。

今朝からじわじわと身体の内から湧き上がるエネルギーで次第に解けてきた結論は「争わず愛で無血革命を成した素戔嗚尊と日霊女」の国づくりは現代に照らし合わせると誰もが生きられる「福祉国家」であり、先生と晴美さんが一つの生命となって実現されてきた「社会福祉の原型」であったと気づきます。

「ヤマトに米を持ち込んだ一団」の末裔だった若き日霊女、皆の幸せを破壊する八岐大蛇のような男どもを絶対に許さぬ強い男、素戔嗚尊。存在と存在の出会いに愛が生まれ、女と男の特性を生かし合い、皆が生きられる「生活の場」を創っていった二人の周囲には自然と人々が集まったというのはよくわかります。
先生はお子さんが生まれてからは子ども中心の生き方にチェンジされました。また当時のジェンダー研究に欠けているものは「女性研究者の参加」であり「子どもの視点」であることを喝破されていました。老人ホーム建設を手伝うことになり、ほとんどご自宅に帰れない日々を過ごされ、児童福祉が専門だった晴美さんは愛溢れるお子さん達を育て、先生は少子高齢化の日本の将来を見越して入浴サービスやショートステイ、デイケアを備えた特別養護老人ホームを日本で最初に創られました。当時の国や自治体のみならず当事者の施設の方々にも理解できなかった全く新しい事業を実現するために想像もできないご苦労があったと推察致します。いかなる理由があろうと途中で放り投げる姿は子どもたちには見せられないと、特別養護老人ホームを完成させ一区切りつけてから次に向かうために退職されたのも「子ども中心の人生を生きる」との考えがあったからということも昨日わかりました。素戔嗚尊と日霊女、先生と晴美さん、共に「皆が幸せになる」生活の現場を創ることが芯にありました。

今日も何度も「愛の様相」、「愛魂」のメッセージを読みました。「愛の様相」については自分は「やがて愛になりうる可能性を持っている」状態にあるとわかってきました。<「愛魂」の真相を明確にしていくこと>については言葉ではわかる気がしますが現実にはわかっていません。ですが近い未来にわかると希望を感じます。今日から6月を迎えました。ジェンダー講座は私にとってはこれからの「みちひらき」を実現するためのとても大切な6時間でした。
いつも尊い経験の場をありがとうございます。

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