愛からのはじまり
府中の1日目のコンサートがあまりに開放感に満ち軽くなったので、翌日府中2日目の開演前の何かに塞がれるような体感に戸惑いました。第一部のコンサートメッセージからなるほどと会場に近づくにつれのしかかられるような重さの意味を噛みしめました。救済の時をありがとうございました。
大和は国のまほろば…いつも心に触れる言葉でした。ずっと心豊かに最期まで暮らせる場所をつくりたいと願ってましたが、施設とかそういった言葉ではあらわせないと思っていました。まほろば、言葉にするならそれがぴったりくるとそういう場が創りたいのだと気付きました。
心に響く第二部の奥深くから生まれる愛という言葉。体から発せられるその言葉に今まで使っていた愛という言葉は何だったんだろうというほど、新しい愛でした。秀真の国は言霊の幸合う国なのだと、言葉の豊かさ、心の豊かさがおおらかに響き渡り広がる空間を感じました。
どんどん余計なものが剥がれ落ちるように感じるコンサートでした。最後に中心にある要。愛からはじまる動きの時、高麗さんにならい要から動くことを目指します。ありがとうございました。