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愚直と悪役とSNS群衆が拓いた扉


兵庫知事選を注視していました。結論から言うとこの”事件”の背景は二人の誠実で一途な人間がSNS群衆によって世に押し出された社会現象と観えます。マスコミによって誘導されてきた事件は最初の頃から知事だった斎藤さんの一貫した姿勢、表情に何か感じるところがあり、よくわからないけれど「何か変だ」との直観はありました。しかし、正直言ってそれでも疑いがありました。

事件の詳細は世に溢れていますので省きますが、SNS群衆とでもいうべき現象はXやYouTubeの道具の力はありますが、これらを駆使した軍師とでもいうべきN党の立花さんの悪役プロレスラーのような危険で逞しい日常活動がありました。しかし斎藤さんの支持者は若者だけでなく70代、80代に至るまで「自分で調べた結果」との答えが返って来て、すでに高齢者もSNS世界に慣れ親しんでいることが観えて来ました。あの一見すると悪役レスラーのような人が老若男女を問わずその誠実さを知られていくプロセスが確実に醸成されていったのです。

さらに今回の事件のとても特徴的なことは愚直な斎藤さんと悪役レスラー的な立花さんの間には実は全く会話もコミュニケーションも無かったということです。連携とは言えない繋がり、協力とも言えない協働のような不思議な関係性が見事に事件を起こしたのです。立花さんは斎藤さんを応援しているわけではなく、本人曰く「正義を貫くために」知事選に出て斎藤さんを勝手に応援するとの奇策をひたすら実行したのでした。「殿」でもなく「同志」でもないけれど、一人黙々と闘う斎藤さんの姿に感銘して、勝手に軍師として動いたのです。SNS群衆の共感はこの二人からそれぞれに起こり、SNS群衆の中である意味で勝手に結びつきました。「真実は強し」。

さて、ここまでは世の中的な現象として理解しますが、視えない世界でも様々な動きがあったように観えます。事件の中心にいた二人に八百万神が応援していたように私には観えたのです。わかりませんが例えば大国主命と素戔嗚命のようにも感じます。そして、10月23日に全身全霊を賭けて「闇からの栄光」「闇からの救済は愛のみ」と演奏していただいた いだきしん先生の深遠なるおはたらきを感じます。ずっと前に先生が「異次元共同体」という表現をされた日から「人間とは」の答えにグッと近づき、目から鱗がボトボトと落ちました。
世界も日本も同時進行の今、時代の大きな転換点にブレずに愚直に突き進む力をずっとずっと養っていただいて来ました。扉が開き、騒々しい中にも深く静かに拓かれるこれからの世界の予感があります。
いつもありがとうございます。

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