意識
いつの時からか言葉で思考するようになり、意識で捉えてることが根付いてしまっていると自覚します。昨日の迎賓館コンサートの中休みでのお話から「意識」とは何だろうかと考えると、過去を気にする意識、人目を気にする意識など、「意識」も幾つかあり、またそれらは一様に記憶が元なのかとお聴きしながら考えました。それぞれの内臓に経験が残り記憶として頭に残っているのかとも捉えます。演奏中、あまりにグルグルと色んなことが浮かび、気が付けば意識に囚われておりました。何とかこの意識の囚われなく聴けないものかと思案している中、ふと内臓で聴くように聴いてみようと試みました。胃、腸、肝臓、心臓等々一つ一つ移動しながら内臓の中が演奏を聴いているように聴き入りました。すると雑念があまり頭に浮かんで来ず、なかなかいい「策」と感じます。腸に「闇」が入り込むお話に、腸内環境を整えることを始め、内臓が快適にはたらけるよう生活することもやはり必須と改めて考えます。
ありがとうございます。
田嶋利江子