KEIKO KOMA Webサロン

意志


狛江での応用コースをありがとうございました。

現在の標準的な日本語を使用する限り、内面ではなく社会を中心に生きている状態にあるのではないかという問いが生まれました。

人間は生まれながらにしてわかっていることがある、生まれながらにして書きことばの中にいるわけではない、というお話しがありました。一方で、現在、自らが使用することばは標準語であり、書いていることばはもちろん、話していることばさえも、その多くが書きことばと一致することに気づきます。そして、書きことばの中に埋もれ、人間存在に関わる生まれつきのことを忘れてしまっているのではないかと危惧します。かつて人間が「命そのままのことば」で魂などの内面を表現していたというお話しがありましたが、私たちが普段行う学習や意思疎通は、その多くが記録や法令の制定など「社会側」の要請で発展したと考えられる標準的な書きことばをもとに行われているためです。そのように考えると、命そのままをピアノで表現して頂いているコンサートは、私たちが魂や心などの内面を取り戻す場であることを改めて認識します。そして、例え本来のことばを失った現在も、命の中には生まれながらの「意志」があることに安堵します。自分で自分の意志の流れ、すなわち集中している状態であるフローをつくり出すことができるというお話しから、生まれつきの運命から解放された状態で、自らの意志で、自分の存在を現わし幸せを創っていくことができることに感謝申し上げます。

ありがとうございます。

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清き魂
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將 4回目
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仙台「高麗屋」にて