悪魔よ、去れ!
コロナ禍騒ぎの中、職を失った人は、ほんとうに気の毒だ。また、当てにしていた収入が途絶えて不安に駆られている人のことも、わが身につまされて哀しい。ただ、よくは似ているが、ふだんからネガティブ思考でジコチュウで、自分のことしか眼中にない人が、やれ、クビになった、お金がない!と叫んでいる場合は注意した方がいい。たまたま同僚だっただけに、いろいろ話を聞いてやり、仕事を世話してやったのだが、「オレは所詮ダメ人間で、気弱で、根性がないんだ。」を繰り返すばかりで、折角得た仕事を自分から断ってしまった。世話したたわたしの顔は丸つぶれ、後ろ足で砂をかけられた思いだ。「コロナ禍で学校もなくなる!」と不安がり、「だれも助けてくれない!」と叫んで、とうとう心身ともに壊してしまった。もうわたしには、「悪魔」に取りつかれたような思いがした。しかい、今朝、悪魔は去った。というか、こちらから絶交したのだ。親切し損だったが、いい勉強になった。(因みに、そいつに、「そんなに苦しいなら、イダキのCDを貸してやろうか。聞いて寝ていれば少しは楽になるかも。」と言ったら、その時ばかりは、即座に「謝辞する。」とメールが来た。で、わたしは、かれが「悪魔」だと分かったのだ。)