急所

ライブ風のホールコンサート、肚に、池の水面に、広がる波紋。背骨の山並みに響く痛さ。カキツバタ？の群生なのか、濃い緑の中に点在する紫の花。痛さ中へ中へ痛さの塊。真っ直ぐにバウンドする音。まっすぐに切り込む音。そこにその音しか無い！。細胞、息吹き返す。急所を外す体感なのか。背中から心臓に向かう痛み、湧き起こる泡のような音に和らいでいく。あるその時を永く持ち続ける痛み、宇宙に響き渡る音に和らいでいく。痛み、あちこちに散り、ありかを変えながら和らぎ消えていく。星の彼方に。雲、高速で流れ表情変えていく。左胸に突如広がる広大な空間、宇宙のよう。底から湧き起こる音、差し込むような温もりの光。一度止まった？ようにもあり、絶えず活力に満ちる世界。懐かしくもある。ふくふくと湧き起こる泡のように、盛り上がり続ける。　　　　　　　　　広がる空間に響く音。呼び覚ますように、美しい豊かな音響き、華やぎ満ち満ちていく。活動始める空間。左目に光灯る。空間澄んで軽やかさ増していく。ゆとり生まれ広がる。波広がり、活動始まる。腰回りにゆとりと温もりの腹巻き。希望、輝き増し軽々と滑らかな流れを生む。手の平に熱さ感じる。何か削ぎ落とされ、清々しい新しい体感。風のそよぎにも心揺さぶられる感度。なぜに、こんなにも嬉しいの？。優しく包み込む音。大きく呼吸する幸せ。永い時を取り戻し、豊かに輝く温もりに抱かれ満ち足りる空間。明日に向かう。　より軽やかに光増す空間動く。ありがとうございます。