快晴の ６月２３日

いだきしん先生のお誕生日に迎賓館に伺えまして、感謝いっぱいです。真にありがとうございました。先生、お誕生日おめでとうございます。前日の ｢死について｣ 御講演の感動が心にある中 先生のピアノを拝聴できて、感動が更に深まり 胸の奥は今も涙流れています。
もう５年前に、亡き叔母が インフルエンザから心筋症で倒れた時、掛り付けの町医者から このまま何もせず看取るしかないのではないか？と告げられました。そう聞いた自分は 何の手立てもせずに死ぬのを待つことなどできない！と憤慨し動揺しながら NPOいのち のスタッフの方に電話でご相談し、自分が望むなら何とか紹介状を(町医者に)書いてもらい 救急病院へ運ぶこと と伺い、急ぎお願いして入院。治療後 回復し、叔母はそれから３年の時を生きました。昨日の先生の御話で｢世の医療は後ろ向きの不死｣ との御言葉を伺った時、この出来事が一瞬で蘇りました。後ろ向きな医者の言うことを訊いていたら、あの時に叔母は絶命していました。NPOいのち の方は、いだきしん先生にメールをするように。こちらからも報告しますから、と言ってくださり、その後 先生と生命繋がったことで 叔母は奇跡の回復をしたのだと、今よく解っています。そして自分と弟は 救急医療の先生に、全力で 叔母が生きてくれることを諦めず願っていると 毎日お伝えし、医師は尽力すると仰り 生きて当時 帰宅が叶いました。回復したときの叔母の笑顔を 忘れることができません。
前向きの不死。今日の先生のピアノの音と この御言葉が、重なり胸に波紋の如く広がり、世界へ波及したことを実感しています。大変な経験をいただき、本当にありがとうございます。明日も心して参加いたします。
岩村ゆかり