応用コース

応用コースをありがとうございました。

好きや嫌い、物事に対する反応の仕方や、何に関心を持ち何に問題を感じるのか、など、一人一人まるで違うことは不思議、というお話から始まり、日々経験していることが思い起こされていました。実際に、人によって問題にするかしないか、その反応の仕方は様々であることは、人と一緒に働くなかで多々経験しています。

私は今は、昨年春に緊急事態宣言が発令されてから始めた週に一回のお弁当屋さんを運営し成長させていくことに夢中です。昨年コロナの感染が拡大し世の中の空気が一変し始めたとき、私にとってはチャンスが訪れたように感じていました。それまで自分を同調させていた外側の世界がコロナによって壊れ始め、自分のやりたいことを実現することを阻む力が弱くなったことを感じました。その変化を機にお弁当屋さんを始めて本当によかったと、今となり度々感じることがあります。社会の空気がどんどん沈みしんどくなっても、やることがあるので引きこもることなく過ごして来れていますし、2年以上仲間となり共に活動してくださる方々に恵まれ、本当に多くのことを教わっています。受講前、子供の頃は人と協調し一緒に何かをやっていく、ということが苦手で、表面的に合わせることでその場を凌ぎ孤立してしまう傾向が強かったのですが、今、大人数で一緒に一つの目標に向かっていくという昔の自分では考えられない初めての経験をさせていただいています。

冒頭に述べた人それぞれ違うというその違いについては、反応パターンなど幼少期の環境的な要因から解明できることと、さらに生まれながらにしてある意志から生まれていることを整理していただきました。生まれてから出来上がってしまった傾向は、いだき講座にて整理し無くしていただいているので、性格は本当に変わったと感じます。一方で子供の頃から変わらない奥にある気持ちや、誰に教えられたわけでもないのに、昔から自分の中に確信的にある方向性なども感じます。意志の流れとお聞きしたときに初めて聞く表現に胸がワクワク感で熱くなりました。意志の流れを自分自身でつくっていくとお聞きし、力が湧いてきます。無我夢中になっている最中には幸福感は感じないというお話はお聞きするにつれその通りだと思いました。幸福感を感じるような暇がないほど集中している時間というのが実際に少しづつできつつあります。そして集中し取り組んでいたことが一つ終わると、そのひとときだけは、大変だけど面白いと幸福感に満ち、それがあるからまた頑張ろうと取り組み続けていけるのだと感じます。

このような時代だからこそ、尚、人と人が繋がり共に生きていける環境をつくっていきたい気持ちが生まれてきます。いだきに出会えなければ孤独で死んでしまったのではないかと思う過去があるので、だからこそ人が一緒に活動できる場をつくることと、商品を通じて人との出会いを広げていくことで自分自身が生きていける環境を創り出したい気持ちが生まれます。

ありがとうございます。