応用コースに参加させて頂き。
一貫し先生が仰ることに頭を垂れます。今まで何千回と聴いたに違いないにも関わらず、私は一体何をしてきたのかと感じます。「愛を実現するための行為」、言葉を意識しがちですが、自分は力を抜いて浮かんだことを試みようと在ります。今、合間合間にアンドレ·ジードの「一粒の麦もし死なずば」を借りて読んでおります。昭和25年発行で見たこともない旧字体なので、もう少し新しいのに換えようと考えながらも読み進めております。ネットでの検索で安易ですが、聖書においての説明から、以前とても丁寧に料理されたお食事を頂いたことを思い出します。お野菜からお肉、お出汁に至るまでその命を頂いている尊さと有難さに感じ入ったことがあります。殆ど全ての生き物は生きるに当たり必然に他者の命を頂戴しなくてはならず、私が食した食物もそうやって成長し、そして私がその命を頂き、自然の循環の中にあることが深く身体に染み渡ったのを覚えております。一つの命が成長していく「行為」が次へと繋がることに、自分も同じく成長することが必然と今感じるところです。「応用コースで少しずつアップして行く」ことに、後戻りしながらも進んでいる希望も生まれます。大きな目標、いつもお聴きしているにも関わらず、毎回改めて意気込み、しかしこの度は「今度こそは」と続けて行きます。
ありがとうございます。
田嶋利江子