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必ず「救済」が!


また雨が降ってきたので、被災地の人々の心配が膨らむだろうと気になる。どうか「絶望」せず、諦めず、前向きに生き続けてほしいものだ。こんな時でも、秋の花に心を寄せ、雲の流れに詩を感じたりする心があれば、何とかなると思う。わたし自身、阪神淡路大震災のときから、それを体得している。山で遭難したときも、「あの崖さえ登れば、生還できるだろう!」と思って、がんばり、途中で、変な格好でひっくり返り、思わず笑ってしまったりして、あまり悲愴にならず、帰ってこられた。さらに先日も、山で財布入りのポーチを紛失し、大慌てしたときも、「必ずあそこにあるはず」と確信をもって、夜の山にもう一度行き、とうとう見つけ出したこともある。その時の赤い月を忘れることが出来ない。

いつも応用講座が近づいてくると、すべてが無意味に思えたり、先の見通しがつかなくなったり、どうしていいか分からなくなったりする。仕方ないから、とにかく未整理の書類を片付け、帳簿を書き直し、書架を整理し、今やれることをとにかくやってしまう。掃除洗濯もし、断捨離にも努める。二日がかりで、やっと一息つく。これで明後日、また「救済」の手が届くのだ。被災地の人たちのところへも!

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新、新熱情
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高麗恵子ギャラリーにて
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