KEIKO KOMA Webサロン

心澄み、清くあれ


京都で新年を迎えるコンサートがあるからこそ、年末にかけて母の介護で緊張した身体が解れていきます。第一部のメッセージ「深淵に臨むが如し」をお聞きし、これから始まる先生のピアノに耳を傾けました。「心澄み、清くあれ」と言葉が生まれます。どんな状況であっても、心濁したら生きる方向を見誤るのだとわかります。生命の光を見ました。水面に輝く生命の光は、眩く美しく光り輝いています。新年早々に感激しました。

第二部では、一人一人のいのちは深い。愛は深いと、先生のピアノから経験します。日本で地震が起こり、世界で戦争が止まず、この深いあたたかさが世界へと伝わるならと考えていたら、先生が「フェニックス」を表されると仰ったことを思い出しました。今起こっている、いのちの深いあたたかさを経験できる幸運に恵まれていることに、思わず手を合わせ感謝しました。それなのに、アンコールの手拍子をしながら、どんどん手先が冷たくなっていくのです。何かがおかしいと思っていた矢先に、先生が「重い」と仰い「祓う」と演奏してくださったのです。思いは重いと気づきました。わかった気になった思いを体感しました。頭で拵えた思いは祓われ、身体が軽く手拍子がまるで違うものになりました。いつもながら、先生はすごいです。ありがとうございます。

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結工房より
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マドリード ギャラリーより