心の角度
(しばらく書き込めなかった。 心の余裕をなくし、疲労感ばかりだった。 サロンを開いて、美しい森の写真と、高麗先生の詩に感動した。 もっと「生きている命」に感謝して、若々しく生きて行くべきだと、つくづく思った。 有難うございます。 )
心の角度
「心の角度をふっと変えると、人間はその全部が変わってくる。」
と、「整体」の創始者野口晴哉師はおっしゃっていたとか
「考えて動くものは機を逸する。 一つ遅れるんだ。」 とも。
夕闇迫る街へ用足しに行くと、やはり秋の気配が濃厚になっている
どこからか金木犀の匂いがしてきて、ドタバタ生きていることも悪くないと思う
わが人生、いとおしい生き方――人がどう思おうが、いいじゃないかと強くなる
昨夜はどうにも苦しみと心配ばかりに襲われてしまって、変に高ぶっていた
きっと悪いモノが取り付いているに違いない、イダキサウンドを掛けっぱなしにする
朝、掃除と洗濯をし、年金を出してきて、返金や支払いをし、やっと一息つく
もっと物言いや文末の述語動詞に気を付けるべきなのだ、本音に耳を澄ますべきなのだ
昼間にやってきた小学4年生の女の子は、「文」にならない言葉で、よくしゃべっていた
何の意味も伝わらなかったけれど、彼女が嫌がっていないことだけは分かった
だが、わたしに一番大切なことは人との交流だ、生徒たちとの授業のときだ
若い子の何気ない指摘や、大人のさりげない言葉が、心の角度を変えてくれる
年齢や体力や金銭にとらわれないでいられるし、考えて動かないでいられるから
「言葉エクササイズ」を三つ創る。 全部で570以上もある。
“言葉チャート”“リンゴエチュード”“抽象のはしご”“動詞演習”……
そして、詩のようなものを書く。 今年43番目。 心の角度が変わる。