KEIKO KOMA Webサロン

心に生きる精神


シリアの映画の上映会の機会を賜り、いだきしん先生のコンサートと誠にありがとうございました。シリアで暮らす方々は、身内、それも近い親族に亡くなられた方が必ずおられ、自身もいつそうした事態になるかもしれず、そんな中でも日常でシリアの方がどう生き、大切にされていること、心、精神を知り、登場人物の方の言葉に何度も涙溢れました。パルミラの映画はこれほど残酷なことがあった事実を重く受けとめるとともに、このような方々が生きたことを知り、存在が心にきざまれ、生きていきます。詩の表現が日常であることも映画から知り、知的で美しいです。精神があるとはこういうことかと、2つの映画での登場人物の方の言葉からわかることができました。ISに支配され、このような事実があったことは文面や写真では知りつつも映画でストーリーが描かれると衝撃でした。シリアの高句麗伝説の時のパルミラの詩、音楽が大好きで、その地であったことと改めると悲しくもありましたが、その後のコンサートでは古代から続く普遍的な世界であり、永遠を感じました。

コンサートでは、いだきしん先生が撮影されたシリアの映像と音楽がとても好きで、そのこと蘇りました。やられても力強く蘇り、何度叩かれても立ち上がり、力強く生きていく、その美しさ強さ…不死鳥のごとく、生きる熱気に満ち、屈しない力強さ。人間の内面の力が強くなり、それはシリアに届いているのを感じました。会場ではシリアの大使ご夫妻とご一緒できたことも嬉しく、物資のことも自分ごととして考えていくと心にしました。

アレッポは、一時期、仕事をご一緒していた女性ジャーナリストが殺害された地ということもあり、そのことも心にあります。当時、亡くなった直後のコンサートで無念さにうちひしがれているのが伝わり哀しみで胸が張り裂けそうでしたが、昨日のコンサートの最後には、その女性がはじめて微笑んでいるのが見えました。

世に出るような新しい動きをすると、旧い状態で生きる人が潰しにかかってくるのかと感じたり、思い通りにならないと邪魔されたり…そんなこともこの半年でよく感じることでした。しかし、今、何があっても乗り越え先を創る意志立ち、未来へ向かう気概に満ち、今日の経験を経て何をも乗り越える勇気にみちてきました。このような機会を経験させていただき、ありがとうございます。明日のアントレプレヌールサロンも参加させていただきます。

 

 

 

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