KEIKO KOMA Webサロン

強運を喜ぶ!


この前の日曜日に、知人と六甲南面の山歩きを楽しみ、岡本駅から電車に乗ろとして、名刺入れ(ICOCAと免許書入りの)がなことに気づく。『そうか、家に置いてきたのだったか。』と思い、切符を買い、帰るが、家にはなかった。免許書がないと移動に支障があるし、知人のアドレスもなくては困る。急いで、塾に行き探すも、ここにもなかった。最後にICOCAを使った金曜日の夕方からの行動を思い出し、捜し歩くがない。警察にも届け、家探しを繰り返す。月曜日は、一日記もそぞろであったが、昨夜は寝ながら、『やはり山で落としたのかもしれない。腰を下ろしたときに尻ポケットからずり落ちたとしか考えられない。じゃ、山に探しに行くしかないじゃないか。』という結論に達した。
それで、今朝、朝食もそこそこに、急いで再びや日曜のコースをたどる。休憩したところは4か所だから、そこを確認していくが見つからない。平日でもハイカーはいて、『これじゃ良くて拾われてしまったのだろう。』と、ますます諦めかけるが、最後に八幡谷の源流のダムサイドをよじ登ったところが怪しく、どうせなら、そこまで行くべしと望みをかける。しかも、ダムへの高巻き道を行きかけたとき、「いや、先日と同じ滝の岸壁を行かないと!」という声が内面に聞こえたのである。で、引き返し、滝のそばの岩を降りていくと、なんと名刺入れと同じ格好の物体が見えるではないか。『いやいや、あれは濡れた岩だろう。そんなうまい具合に見つかるものか。』と自分に言い聞かせながら、もう少し近づくと、なんとそれは私の名刺入れだった。夜来の雨がもう少しひどければ、流されていただろう。自分の強運に感激しながら名刺れを抱きしめる。
一昨年、ポーチを落としたときも、そのときはその日のうちに探しに戻って、薄暗い山道の一角に見つけ出した。財布が入っていたので青くなって探したのだったが。奈良の台高山脈で遭難しかけたときも、生還できた。自分の幸運を、改めて確認できた。「大いなる存在」は、見えないけれど、確実に存在しているんだ。だから、もっと真摯に、もっと注意深く生きていかねばならないと思う。しかし、ドッと疲れてしまった。

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男性の名カメラマンです。様々なポーズを要求します!