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建国前夜の光


8月15日、狛江・高句麗伝説。この日は 新しい笙の音あることを 前日から伺っていました。遠く幾重にも重なり聴こえる声のような、荘厳な笙の音色。初めて いだきしん先生が笙を奏でられたラフォーレミュージアムでの衝撃、かつてブルガリアン・ヴォイスを聴いた時に、雅楽のような音だと感じたこと等が一瞬で蘇りました。「遥か彼方 出会い 生まれる光の道」。高麗さんは 真現す光がこの世にあらわることを語られ、真に見せかけた偽物の人も世界も露わになり、あるがまま現れると。そして先生の静かなギターの音に促されるように蒼い風吹き、その後 大地揺さぶるような低音のトラックと共に 更に遠い呼び声、笛の音が…。「隠された神、封じられた神顕る」。次々 即興詩が発せられる毎に驚き、高句麗人は 笛の音によって各々の生命が繋がっていたことを体感しました。交互に聴こえる 先生の笛と太鼓 連打の中、高麗さんの御言葉は突如 紀元前37年、高句麗建国前夜へ。「忽然とあらわれる光」=東明王様の生命の光。その先に源の光 現れたことをクラリネットの長い響きが告げられ、そのまま高麗様の御父様のテーマに移行していく流れに圧倒されました。胸大きく開かれ、高麗さん仰るように耳も頭も覆いが溶け、これが自由というものなのかと 自ら連なる魂、皆 喜んでいるように全身揺れていました。未知なる生命の自由を垣間見た、奇跡の時をありがとうございます。本日、垣間見た奇跡が自らの現実となるよう、心一新して狛江・二日目に伺います。
岩村ゆかり

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