府中コンサート

府中のコンサートをありがとうございます。
光源氏のテーマでコンサートを経験できるなんて考えたこともなく、メッセージをお聴きしていると笑みがこぼれました。パイプオルガンの音に背骨は伸び、頭へと抜けていく心地よい開放感に、この感じは久しぶりと感じ嬉しかったです。頭に蓋があるような感覚が長らく続いていました。ピアノでこんなに柔らかい音が出るのだろうかというほど繊細な優しい音が心の奥の奥に響き、涙滲みます。女性を大事にし愛することと光源氏であれば公務を完璧にこなすことは矛盾しないことを感覚的にわかるのでした。これからの人間の生き方と感じました。そのようなことが物語で存在する日本であることに誇りを感じ、この度の経験をさせていただいた上で「源氏物語」を読んでいくのが大変楽しみです。
途中、心臓をはじめ左側が苦しくなりましたが、先生のコンサートの場ではそのまま身を任せていると抜けていくことを何度も経験しているので体を感じながら身を任せていました。次第に違和感は引いていき、安堵する気持ちでした。このようなお働きを治療といわずに何を治療というのだろうと感じました。
今回のコンサートでは初めて頭頂葉を意識しました。先生の講座で伺って知った頭頂葉のことですが、この部位に意識が向くことは今までなかったです。頭も体もいのちも本来の働きというのがあるのであれば、そう働いていなければ機能として不具合が起こっていくことは自然なことだと目が覚めるこの頃です。本来はどうあるものなのか、講座やコンサートを通して経験を以って深めていけます得難い機会を心よりありがとうございます。