幸せになります。

渋谷のコンサートが終わって駅まで歩くとき、感動は止まらず、涙が溢れそうになるのを堪えて歩きました。
今日から始まつた連続コンサートは１部も２部も今まさに自分にとって必要なメッセージでした。
人はひとりでは成長はできない。継続していく関係性のなかでさまざまな事があっても、大事なことは、信頼できるのか。そこがあればやっていけるのです。どんなに大喧嘩しても嫌いにならない。男女、関係なくある気持ちです。１部で経験したのは、コンサートの席に座らせていただいて、例え自分の在り方が自分の望まない状態であっても、先生の音は春風のようにふわっと優しいメロディーを心のなかに運んでくださって、一瞬で変わることができる機会をくださいました。
２部では恐ろしいまでに激しく鳴るピアノのなかでピアノの倍音でありながら金属的な音が聴こえたり、男と女。ジェンダーの要の唯ならない真っ只中にいることを経験します。私には何故か中世のヨーロッパの歴史に登場するような暗く埃っぽい石畳がみえました。鳴り響く音のなかから次元が変わっていくと、地球がふいに現れました。青い地球ではなく、白と水色の地球でした。新しい地球の歴史のはじまりです。
アンコールはどう言葉にすればいいのかわかりませんというくらい大感動でした。感動といっても唯の感動ではなく、先祖が苦しんだと感じる先祖代々の思いや生き方が自分のこととしても繋がって、胸の内から涙こみあげるほどのことでした。自分でありながら、自分ひとりのことではない涙でした。背負うのは自分だからできる。と命は感じます。先祖は自分に託したのだから、私は幸せになる。と最後は言葉になりました。幸せにしてあげる。両方です。
明日もコンサートです。
６月に向かいます。　

渋谷さくらホール?コンサートをありがとうございました。