希望の光をのせて
北緯40度の地にて素晴らしい時をありがとうございました。始まる前から熱量がすざましく、すごい空間に驚きました。
龍が舞い、流れるような軌跡を描く美しい空間に天からの光のドレープがかかり、まるでおとぎ話のようにうっとりとする空間でした。豊かな自然に支えられ、すべてを受け容れすべてを赦すような深い愛の水色の世界に包まれて、大地から穢れが少しずつ天に向かって光と昇華されていくのが分かりました。
2部では宇宙と交信しているかのような額に注がれる一条の光、軸が整いまるで天に吸い込まれるような感覚に宇宙の存在を感じました。特に驚いたのが最後にあらわれた翼持つ存在、まるで自分に羽がはえたように同化し、翼を広げて天に光の矢を突き刺すように掲げて、その眩いばかりの光の強さに驚くと共に、もしこれが天使なら確かに全然イメージされているものとは違うことを感じました。あとから冷静に考えてみると、ミカエルなどは戦う天使として描かれているから、たくましい存在なのかもしれないと感じました。
希望の光をのせた銀河鉄道、盛岡の地ならではの美しさに心満たされました。優しい音色のピアノ、手拍子に心温まり、お着物も映え、先生の美しさも格別でした。素敵な時間をありがとうございました。