差異をわかる経験

真に今に必要なメッセージとメッセージをそのまま経験させていただけますコンサートがあるので、生きていけます。今日は「多様性。発展性。芸術性。創造性」「哲学的な意味での「差異」をあらわします」から始まり、「差異」すなわち違いの中にこそ未来創造するパワーがあります」とのお言葉が心にあり、演奏を聴かせていただきました。ただただ心地よく、頭に浮かぶ余計なものはなく、何もない心地よさに包まれました。体はどんどん温かくなり、しんどかった体調は一変しました。いつもこの状態で生きていければいいと心から望みました。肌に触れる空気、生きる場のエネルギーがまるで違うのです。ここで生きれば間違いなく生きていけるとはっきりと体感できます。大いなる存在とつながる空間で生きれば生きていけると体感でき、人間はもっとも神聖なる存在と繋がり生きる存在と感じます。

第２部は、「経験、体験を超えるということ」とのメッセージです。「経験、体験の枠内にとどまることにより新たな経験・体験を受け容れ難くなります。今や人類全体の大問題になってきているのです。」メッセージは続きますが、私は一部と２部の経験を通して、「差異」とは何かがわかりました。東北センターにて先生から自然の生命は皆違うとお聞きした時、差異は美しいと感じ、とても嬉しくなりました。が、人間同士は一人一人の違いを受け容れ、理解することは難しいと感じてしまうのでした。２部の演奏をお聴きしている時、自分では改善せねば生きていくことが苦しいと感じている独特の反応パターンが現れました。枠に見えました。ふとこの枠が経験、体験に留まっている世界となっている枠なのか、と気づいた時、笑いがこみ上げるほど解放の喜びが生まれました。枠に入ってこないものは受け容れ難くなり、理解し難くなります。枠がなければあるがままを感じ、見ていけると感じ、とても嬉しく希望を感じます。そして今までであれば受け容れ難く、理解しがたい状態を受け容れることができるのなら人生は豊かになると感じました。ましてや新しい経験、体験を受け容れていけるなら、未知なる世界へ向かい生きる可能性に満ちています。わかると自由を感じ、あるがままを受け容れることができれば、先へ進んでいけることも経験できました。受け容れていけなかったり、理解できないと自分がわからないからと引いてしまったり、邪魔してはいけないと言い聞かせたり、解決に向かわないことを悶々と思い始めます。止まっている状態となり、答えではありません。先生の演奏のリズム、テンポに身を任せると、とどまることなく、動き続け、飛翔し続けていけます。とても楽しく、胸拓き、なんでもやれる気概と勇気が生まれます。ホールごと宇宙に飛び立つような演奏には魂震えるばかりです。ダイナミックに、自由に生きることを生命は求めています。先生の音と共にある時、ダイナミックで自由です。大いなる存在と繋がり生きていればいつも温かく痛みもなく生きていけることを経験します。大いなる存在と生きる人生を生きていけるように日々学び、身につけていく希望に溢れます。ありがとうございます。