崇高

コンサートありがとうございました。パイプオルガンの第一音で「崇高」と言葉が心に浮かびました。一気に聖なる世界が開けたように感じました。これが光源氏ですか！と初めて知る光源氏に驚きました。
源氏物語は大好きで20代で田辺聖子さんの訳で、40代で瀬戸内寂聴さんの訳で読みました。が、光源氏の真を全く理解していませんでした。パイプオルガンで現れる光源氏は女性を裏切ることなく一貫して女性を愛した男性で、崇高で美しく光り輝いていました。
パイプオルガンの響きで身体の奥底にある固く閉ざしていた何かが徐々に融解していったのを感じました。

第二部はピアノの音が感動的に美しすぎて泣きたくなりました。初めて聞くの音、初めての経験と感じましたが、何を初めて経験したのかはっきり分からず言葉にできません。これから明らかになると感じます。嬉しくなります。コンサートありがとうございました。