小さな芽
地球のなかでこの地点に先生だけが弾かれるピアノをおいてくださり、その一音が果てしなく消えることがなく響くNPO高麗迎賓館。高麗恵子さんと先生が「出会い」ひらかれていく世界に、一音一音に、ただただ感動の連続迎賓館コンサートでした。
唯一無二のピアノの前に赤い羽衣を纏われた高麗恵子さんがあらわれて、感動し、水色のお着物の先生があらわれて、涙があふれ、一音めが届きました。悲しくて涙がとまらなくなりました。お話しのあとからは、悲しくも進んでいける確実な何かを得ました。あまりに尊いコンサートをひらき続けていただき、ありがとうございます。
コンサートのチラシをおり、薄化粧をした山並みがうつっているようなマーブリングの封筒に切手をはったとき、雪のなかに小さな芽をみつけたようにうれしくなりました。大切に発信しつづけます。
ありがとうございます。