KEIKO KOMA Webサロン

小さい頃


小さい頃、春がやってくるのをいつも待っていました。
かたい蕾から、ある朝白やピンクや紫の花びらの先っちょがみえた時、やったーとスキップするほどうれしかったことがアントレプレヌールサロンのあと、よみがえります。
窓を開けはなつと、新しい花の香りがしたときや、道を歩きながら、ジャスミンの花の香りがしたとき、ピアノの練習をしていたとき、ツツジの花の香りがたくさん香って、裸足で窓から飛びだしたとき。。。そういうことが楽しくて、欅の新芽萌ゆるそのとき、風と光にゆれているのを見上げ、ことさらその音が好きな音だったこと。そして、それにこたえるように音のでる草を吹きながら歩くこと、鳥や風と一緒に吹くのが大好きでした。花々の香りをはこんでくれる、その風の先に、会いたい人がいるようで、ときめく春の日でした。そういうことを、高麗恵子さんの詩を詠まれる声をそのままおききできたとき、この上なくしあわせです。ありがとうございます。

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石巻 旧観慶丸商店にて
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結工房にて 即興詩3
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NPO高麗 東北センターにて