完全な復活

仙台コンサートをありがとうございました。高句麗伝説の時に良く感じていた感覚、行く道中も現象が表にあらわれる経験となりました。

仙台に向かうバスが動き出してすぐに、事故で迂回ルートをとるというアナウンスが流れました。不安がよぎる中、しばらくすると中央道から迂回ルートの常磐道という文字を見たとき、鹽竈神社の鹽土老翁神の他の二柱の神様の祀られている本拠地がある方向だと気付き、きっとこの神様方も先生にお会いしたいのだと思えてなりませんでした。

ふと車窓から目に入った放射性廃棄物のおびただしい数、ほどなく双葉の文字が目に入りました。時が止まったように感じられる人間の負の遺産の中心にきて、津波の被害おびただしい海岸沿いの高速は足からはじまり体中の血が凍りついていくようで、気分が悪くなり仕事をすることを断念しました。と、同時に他にも受講生が乗っていることからも先生に繋がりたい魂を感じ、故郷に戻れない被災地の痛みが高句麗の痛みと重なりました。理由がわかったので間に合わなくなるのではないかという不安は消え、なんだかよく分からず巻き込まれているバスの運転手さんにもお詫びと感謝の気持ちが湧きました。

第一部では歓喜の涙と共に3つの火炎のような柱を体の内側に感じ、初めてみる信じられないような大きな真っ白い光に感極まって溶け合う感覚でした。待宵の月が時を得て満ちるように、完全な復活を果たしているように感じられました。

第二部は柔らかい風と共に優しさ満ちる世界で先生のコンサートが聴ける喜び、先生や高麗さんの笑顔が見られる喜び、集う方々と仙台コンサートを経験出来る喜びがどこまでも翔け抜けて飛び出していくようでした。

続く今日、結工房付近に行くご縁があり、豊かな自然に支えられた素朴な方々との出会い、幸せ満ちる愛の芽がここに生まれますようにと願わずにはいられませんでした。コンサートメッセージにあった人は人との関係性によって属性を知ることは今後の自分の課題でもあると感じ、本性を活かした国づくりへと向かっているように感じられました。続く今日、先生の講座をお聞きできる恵みに感謝です。ありがとうございました。